ペットロスからうつ病になった
これは私の体験ですが…
わが家のハムスター(きなこ)が亡くなった時、私は何も手につかない状態になりうつ病になっていました。
主な症状は…
・毎日、悲しくて家事も仕事も手につかない
・思い出して涙が止まらない
・情緒不安定になって眠れない
・罪悪感に押しつぶされそうになった
たかがハムスターが亡くなったくらいでうつ病に!?
大げさに思われるかもしれないけど、私にとってきなこは大切な家族。
わが子も同然だったので、きなこを失ったことを受け入れることができませんでした。
■ペットロス(ペットロス症候群)とは?
ペットロスとは、文字通りペットを失うことです。 ペット(大切な家族)を失うことによって、辛い、悲しい、寂しいという思いがストレスになって、不眠やうつ病、精神疾患、体調を崩して病気になることを「ペットロス(ペットロス症候群)」といいます。 |
ペットロスを乗り越えるにはどうしたらいいのか?
実際に自分が経験したからよくわかるのですが…
ペットロスによる悲しみは5段階の過程があると思います。
【1段階】否定
死んでしまったことが認められない、受け入れられない 【2段階】怒り、苦しみ、後悔 「もっと早く気づいてあげればよかった」という怒り、苦しみ、後悔 【3段階】交渉 「神様何とかして」「時間を戻して」「生き返らせて」非現実的な願望を抱いて、神や魔術、宗教にすがる 【4段階】受容 どんなことをしてもペットは戻ってこないと分かり理解する 【5段階】解決 時間の経過とともに、悲しみを受け入れる。少しづつ元の日常生活を取り戻す |
この5段階の気持ちの経過を経て、やっとペットの死を受け入れることができました。
きなこの死を受け入れることはできたけど、立ち直ってはいません。
悲しいものは悲しい。
寂しいものは寂しいから。
ペットロス、泣きたいときは泣けばいい
きなこが亡くなって半年がたちましたが、死を受け入れても完全に立ち直ることはできていません。
目をつぶると、美味しそうにヒマワリの種を食べる姿、回し車に乗って遊ぶ姿、毛づくろいをする姿、おがくずに潜って眠る姿を思い出したら涙が止まらない。
だから最近は、開き直って泣きたいときには泣くようにしています。
泣くことで心のつっかえが取れて少し楽になるから。
ペットロス克服アイテム
この間、ペットロスを克服する座談会に参加したんだけど…
そこで仲良くなった人が教えてくれたのが「遺骨ペンダント」。
遺骨ペンダントにペットの骨や毛、歯、髭などを入れておくことで、いつも一緒にいられるらしい。
実際に首から下げているペンダントを見せてもらったけど、遺骨が入ったペンダントには見えないくらいオシャレだった。
家に帰ってすぐに「遺骨ペンダント」を検索。
可愛いものからオシャレなものまで様々な種類のアクセサリーがあり、どれにしようか悩みました。
世界にひとつだけの遺骨ペンダント
悩んだ末に私が選んだのは、小さなカプセルタイプのネックレス。
きなこはゴールデンハムスターで、毛の色はシルバーグレーだったから、毛の色と同じシルバーを購入しました。
本体には、きなこの名前とメッセージを刻印してもらいました。
早速、届いたペンダントにきなこの毛を入れて首から下げてみました。
重さ10gほどのアルミ製だから首から下げても全然重くない。
お風呂に入っているとき以外ずっと一緒にいられます。
カプセルの中には小さなガラス瓶が入っているので、瓶を取り出せばいつでもきなこの思い出を眺めることができます。
まとめ
以前は泣いてばかりの日々でしたが、遺骨ペンダントを作ったことで、きなこの死を受け入れ徐々に立ち直ることができてきました。
「時薬(ときぐすり)」という言葉があるように、悲しみのどん底にいても時の経過がゆっくり心の傷を癒してくれるから、無理せず焦らずゆっくりあなたのペースでペットロスを克服したらいいと思います。
私が悲しんで落ち込んでいるときに、友人が教えてくれたのが「遺骨アクセサリー」でした。
遺骨をアクセサリーに入れることに最初は抵抗がありましたが、購入された人たちの口コミを読んでいくうちに、私もきなことずっと一緒にいたいという思いが高まり購入しました。
私が購入した遺骨ペンダント
きなこの骨は小さいので、カプセル型のネックレスタイプを選びました。
アルミ製で軽いので首から下げていても負担になりません。
カラーは全6色。
きなこはジャンガリアンハムスターで薄いグレーの毛色だったから、シルバーにしました。
注文して送られてきたペンダントには、奇麗な刻印がされていました。
名前とメッセージが刻印された世界にひとつだけのペンダント。
悲しみはまだ癒えないけど、いつでもきなこと一緒にいられるので寂しくありません。
まとめ
ペットロスを乗り越えるには時間がかかると思います。
でも焦らないで大丈夫。
時がゆっくり、悲しみを癒してくれるから。
「まだ離れたくない」「そばにいて欲しい」思いがあるのなら、大切な家族の思い出を納められる遺骨アクセサリーはおすすめです。